日本で女性が働いている割合が最も少なかったのは1975年である。
だから、戦後の日本で、外で働いた経験が最も少ないのは、団塊世代の女性ということになる。
つまり、父親がサラリーマンとして外で働き、母親は専業主婦で家事と育児に専念するというのは、経済的に余裕のある時代のみに成立するモデルだったという事になる。
1990年には専業主婦がいる世帯数が、夫婦共働き世帯数に追い抜かれている。
サラリーマンと専業主婦は、1960年から1990年頃の日本経済が好調だった時代の産物であり、日本の伝統でも何でもない。
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