日経平均が歴代最長の16連騰を記録したり、バブル崩壊後21年ぶりに最高値を突破したりと、株高が続いている。
しかし現在の株高は、異常な官製相場である。
日本銀行のETF保有残高は、2017年10月に20兆円を超え、日銀とGPIFが保有する株式は3月末時点の時価ベースで50兆円を超え、東証一部上場企業の3割以上で、公的マネーが筆頭株主になっている。
アベノミクスによる経済浮揚効果は殆どゼロだが、国民の将来不安を掻き立てる政策ばかりが続き、個人消費は戦後初めて2年連続でマイナスになっている。
失業率が下がったとか、有効求人倍率が上がったとか、政府は強調して宣伝しているが、労働人口が年々減少して、多くの産業で人手不足になっているので、当然の結果でしかない。
0 件のコメント:
コメントを投稿