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2018年4月16日月曜日

エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれにとっての聖地であり、歴史的にもその所有権をめぐり紛争が絶えない都市である。
ゆえにエルサレムは1947年の国連総会において、どこの国にも属さない都市とし規定された。
ところが、現状は在イスラエルのアメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転する法律が1955年に既にアメリカ議会で成立している。
後はそれを本当に実行に移すかどうかという状況となっているが、歴代の米大統領はこれをやったら大変な事になるのが分かっているので、大使館の移転を6ヶ月毎に先送りし続けてきた。
大統領選挙の度に、どの大統領候補も米大使館のエルサレムーの移転を公約に掲げるが、選挙後には忘れてしまうという構図が、恒例行事のように繰り返されてきた。
トランプも2017年5月に一度先送りをしているが、今後はどうするのか注意が必要である。

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