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2014年2月23日日曜日

明治天皇は神田駿河台の「ニコライ堂」(日本ハリスト正教会復活大聖堂)の主である宣教師ニコライに敬意を示していた。

そもそも正教会、今も毎週日曜に、天皇陛下、日本国皇室の繁栄のためにお祈りを捧げている。
これは正教の国家観からすると、各国の元首、国家に対して忠誠を誓うということだからである。

日露戦争が始まった時に、ロシア人で愛国的なニコライは、「もしも宣戦の詔勅が発せられたら、みなさんは日本の勝利の為に祈らねばならない。これはその国における正教会信者の持つ義務である」と説教し、戦時下の日本に留まった。

この話が明治天皇に届き、天皇はニコライを守る事を約束した。
例外的なことだが、ニコライの葬儀には侍従を参列させ御賜の花環を贈呈した。

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