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2014年2月23日日曜日

東ドイツの憲法は、ワイマール共和国憲法に極めて類似していて、現実にもソ連とは違い、複数政党制がとられていた。

ドイツ社会主義統一党以外にも、農民党、キリスト教民主党、さらには旧ナチス党員で悔い改めた人々から構成された国民民主党すら存在した。

東ドイツの為政者が賢明だったのは、キリスト教徒やナチス主義者など、世界観的にマルクス・レーニン主義に統合できない人々を体制外に追い出すのではなく、受け皿となる組織を作って、体制内に取り込んだのである。

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