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2014年4月29日火曜日

1964年に東海道新幹線が開通した後、『日本列島改造論』に基づき田中角栄は全国の鉄道を全て新幹線にするという「全国新幹線鉄道整備法」を作り、最初に3本の新幹線を作ると発表していた。

1本目が東京から仙台までの東北新幹線。
2本目が東京から新潟までの上越新幹線。
2本目が東京から成田までの成田新幹線。

上越新幹線は、田中角栄の地元を終点とし、途中で福田赳夫と中曽根康弘の地元の高崎を通る路線図とした。

東北新幹線は、鈴木善幸が総理になった時に、仙台から地元の岩手まで、路線を延長させた。

千葉には、川島正次郎、水田三喜男、山村新治郎ら大物議員がいたが、成田新幹線はできなかった。
理由は、当時、東京都知事だった美濃部達吉が工事の許可を出さなかったからである。
成田空港ビルの地下に最初から国鉄が新幹線用のホームを完成させていたが、数十年使用されないまま、京成電車は近くの駅から空港ビルまでバスで乗客を輸送していた。

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