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2014年6月27日金曜日

2013年12月に政府は主食米の減反政策を2018年度をめどに廃止する事を決定した。

減反とは、作る場所や能力はあるのに、作る量を制限する生産調整制度。

米の生産過剰が問題となり、減反が導入されたのは1971年だった。
米を作る田んぼの広さを限定した為、面積を表す尺貫法の単位「反(たん)、1反=992平米」。

2004年からは作付面積ではなく、収穫量を調整する生産調整と呼び方が変わり、守った農家には交付金が支給されている。

米は価格が下がっても需要は殆ど増えない為、需要曲線が極端なカーブを描き、供給が増えることによる農家の収入減少が大きくなる

一方、価格の上下に敏感に需要が変動する商品は、たくさん供給した方が利益がでる。

日本の1人当たりのコメの消費量は、1960年の140キロに対し2010年には70キロに減少している。
世界の1人当たりのコメの消費量は、1960年の50キロから2010年には60キロに増加している。
今後、新興国の人口増に伴い、世界ではコメの需要は大幅に増える

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