首都圏の分譲マンションは、新築で分譲されて最初の1年で平均8%価格が下がり、その後は中古マンションとして毎年平均2%ずつ値下がりする。
しかし、これは首都圏全体の平均であって、東京23区内の新築マンションに限れば、最初の1年で平均5%下がり、その後は毎年1.9%ずつ下がる。
これに対して、埼玉県や千葉県の新築マンションの場合、最初の1年で平均15%下がり、その後は毎年平均2.7%ずつ下がる。
なお、首都圏全体の平均では70平米に換算すると、2年目以降は立地を問わず毎年100万円ずつ下がる。
つまり、都心と郊外では価格水準が大きく違うので、都心で6000万円の物件が100万円ずつ下がる(▲1.7%)のと、郊外で3000万円の物件が100万円ずつ下がる(▲3.3%)のとでは、下落率が2倍の差となる。
ちなみに、中古マンションは全国に600万戸ほどあり、それに対して、新築マンションは毎年10万戸程度供給されている。
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