現在は国債費といっても23兆円のうち、国債発行費用12兆円は別として、毎年の利払い費は10兆円程度に収まっている。
これは金利水準が10年物の長期債利回りで0.4%程度だからである。
これは金利水準が10年物の長期債利回りで0.4%程度だからである。
黒田日銀総裁が達成させようとしている2%インフレ目標が現実味を帯びてきたら、市場金利は2%にスライドして上昇していくことになる。
すると毎年発行が続いている新規国債の発行金利も2%に跳ね上がる。
例えば40兆円の新規国債発行だと、現状の0.4%なら利払い費は1600億円だが、2%になると8000億円に膨れ上がる。
例えば40兆円の新規国債発行だと、現状の0.4%なら利払い費は1600億円だが、2%になると8000億円に膨れ上がる。
単純に700兆円を超す国債発行残高で見ると、いずれ借換えが進み既発国債の全てに2%の金利上昇が定着すると、国債の利払い費は14兆円上乗せされ、現在23兆円の国債費が37兆円に跳ね上がる。
しかし、2%インフレ目標が達成する頃には長期債利回りは3~4%へ跳ね上がる。
そうすると国債の利払い費は50兆円を超え、ほぼ税収額と同じになることも有りうる。
そうすると国債の利払い費は50兆円を超え、ほぼ税収額と同じになることも有りうる。
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