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2015年8月2日日曜日

国土交通省が公表している「不動産価格指数(住宅)」は多くの国際機関や有識者が協力して作成した指針に基づいて公表されており、2015年3月から本格運用が始まっている。
このデータによると、2010年を100として2015年2月の指数は、下記の通りとなっている。
住宅総合  104.6(対前年同月比プラス2.0%)
マンション 117.8(対前年同月比プラス4.1%)
戸建住宅  100.0(対前年同月比マイナス0.1%)
住宅地    98.0(対前年同月比プラス1.9%)
つまり、戸建住宅(土地と中古の建物を一緒に取引した価格)や住宅地(土地のみを取引した価格)は横ばいか下落しているのに対し、マンション(主に中古の区分所有建物の価格)は大きく上昇しているのである。
この傾向はエリアを問わず、むしろマンション立地が比較的狭い名古屋圏や東北地方の方が、マンションの価格指数が大きく上昇している。
名古屋圏マンション 125.2
東北地方マンション 165.3
マンションは一戸建てに比べて、自分が住む実需の他、他人に貸して賃料収入を得る投資目的の需要もあり、底堅い。
また郊外では既に、土地の価格は上昇するという土地神話は崩れ去っている。

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