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2015年11月4日水曜日

自民党で将来名をなす政治家のコースは、内閣官房副長官を経験するか、党の総務局長を経験するかというのがポイントである。
総務局長で頭角を現したのが、野中広務と古賀誠、谷垣禎一であり、内閣官房副長官を経験したのが海部俊樹、小渕恵三、森喜朗、山崎拓、加藤紘一、安倍晋三、両方やったのが小沢一郎と鈴木宗男である。
政府や官邸という権力の表と裏を見ることができるポストが内閣官房副長官である。内閣総理大臣が知る話で役人から上がってくる情報は全て官房副長官を通るからである。
それから報償費(機密費)も扱うことになる。
機密費は痕跡が全くつかないと世間では思われているが、そうではなく、内閣参事官のところに記録があり、内閣官房副長官が見せろ言えば出してくるので、機密費の流れを知ることができる。
自民党の総務局長は、衆議院、参議院の選挙に関して全ての候補者の割り振りをするポストで、公認するかどうかは、まず総務局長が判断する。

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