Amazon

2016年1月7日木曜日

ローマの中にカトリックの総本山であるバチカン市国という国がある。
1929年の「ラテラノ条約」で、イタリアによって独立国家として承認された世界最小の国で、面積は皇居の3分の1程度。
800人ほどの国民の殆どが聖職者か修道士、修道女で元首はローマ教皇である。
日本では「ろーく法王」と呼んでいるが、先々代の法王ヨハネ・パウロ2世が来日した1981年に、「法王」ではなく「教皇」に統一することを、日本のカトリック中央協議会は決定した。
しかし、日本政府は「日本における各国公館の名称変更は、クーデターなどによる国名変更時など特別な場合以外は認められない」という方針で、日本にある「ローマ法王庁大使館」も「法王」を使っているため、マスコミもこれに従っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿