よく銀行では、ボーナスや退職金の運用を促す目的で、高金利の定期預金と投資信託をセットで販売するキャンペーンを行っている。
こうしたキャンペーンでは、「定期預金は3ヶ月もので、キャンペーン金利の適用は当初の3ヶ月間のみ」といった条件が付いている。
「500万円の投資信託を買い、同じく500万円を金利上乗せのある定期預金に入れる」というキャンペーンの場合、投資信託の販売手数料が3.24%とすると、購入時に支払う手数料は16万2000円となる。
一方で、年利3%で3ヶ月ものの定期預金で得られる利息は、1ヶ月分の利息が1万2500円、3ヶ月分は3万7500円となり、税引後は3万円となる。
まり、金利上乗せで得られる利息は、投資信託購入で支払う手数料よりも低く、この手のキャンペーンでは「銀行は絶対に損をしない仕組みけになっている。
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