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2016年8月19日金曜日

日本でも治安の悪化が問題になっているが、刑法犯の件数は2015年に戦後最低となったことからも分かるように、日本社会はどんどん安全になっている。
高度成長期時代の始まる昭和30年代の「三丁目の夕日」の頃は、人口あたりの殺人件数は現在の2~3倍で、残酷な少年犯罪も多かった。
近年は若者の犯罪の減少が顕著で、世代別で最も犯罪者が増えているのは高齢者である。
このような状況は、世界的な傾向で、治安の悪化が叫ばれている先進国はどこも犯罪が大きく減っている。
ISのテロが大問題になるのは、その残酷さももちろんだが、それ以外の危険が減っているからという一面もある。

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