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2017年2月4日土曜日

都市と呼ばれ集積が生まれている街には、どこも「山の手的」なエリアと「下町的」なエリアがある。
武蔵野台地と江東デルタで構成されている東京は、地形の高低が明快で、ほぼ景品東北線のラインを境にして、西が山の手、東が下町に大きく区分できる。
山の手は、江戸時代には大名屋敷を始めとした高級武家地という、ある種の閉ざされた世界で、これが明治・大正時代に住宅地へと姿を変える。
その中心は港区と文京区で、この両区を取り巻いて走る電車を山手線という。
山の手は昭和になると南西方向に拡大し、渋谷区南西部から目黒区、世田谷区、杉並区南部を中心に今日の山の手エリアが形成された。

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