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2017年2月4日土曜日

幼児人口増加度が2位の品川区では、学童保育の充実が知られている。
今や全国に広まった「八三運動」も品川区が発祥である。
2005年当時、区立小学校PTA連合会長の発案で始まった「地域発」の取り組みで、朝の8時と昼の3時に犬の散歩でも買い物でも何でもよいので、とにかく子供の登下校の時間に大人が家の外に出ようというものである。
地域全体で子供を見守ろうというこの運動は、地域コミュニティの力に立脚している。
東京23区では、現在全ての区で小学生に防犯ブザーが配られているが、品川区の「まもるっち」にはGPS機能が搭載されている。
子供達が発したSOSは、区のセンターを通じて発信地点近くの登録ボランティア協力員に送信される仕組みになっている。
協力員は商店街やPTAの1万3千人で構成されており、単純計算で40メートルに1人の協力員がいることになるので、誰かがすぐに現場に駆け付けることが可能なのである。

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