Amazon

2017年9月13日水曜日

トランプ大統領が「メキシコ国境に壁を作る」と選挙期間中に演説していたが、これにはアメリカが現在抱えている社会問題である不法移民問題が背景にある。
アメリカには現在1100万人の不法移民が住んでいるとされている。
その多くが中南米出身者であり、その殆どがメキシコ国境から入国してくる。
アメリカ税関・国境警備局によると、2015年にアメリカ南西部のメキシコとの国境で逮捕された不法移民は18万6017人だった。
毎年20万人近くが逮捕されており、これはたまたま見つかった人数であり、見つからずに入国に成功した不法移民は、その数倍になるとみられている。
アメリカとメキシコの国境線は3141キロもあり、この長い国境全てを厳重に経費゛することは不可能である。
アメリカには南米出身者やその子孫が4000万人おり、彼らの政治的影響力は無視できない。
1990年にはアメリカの人口の9%だったヒスパニックは2000年には12.5%となっており、黒人の人口比率を超えている。
ちなみに白人は人口の7割である。

0 件のコメント:

コメントを投稿