保育士の国家資格を持っているが、働いていない「潜在保育士」が、全国に60万人とも70万人とも言われている。
保育士養成校を卒業した人のうち、保育所に就職した人は51.2%(2011年)と低い。
2011年に厚労省が実施した「潜在保育士実体調査」によると、潜在保育士の数は57万人とされている。
2013年4月19日の安倍総理による「成長戦略スピーチ」の中で、「保育士の資格を持つ人は、全国で113万人。しかし、実際に勤務している方は38万人しかいない。7割が結婚や出産を機に、第一戦から退き、その後戻ってきていない」と語っている。
保育士の待遇は悪く、大手企業保育所でさえも、新卒の保育士の手取りは16万円。30歳を過ぎても手取りは18万円程度しかない。
2010年の国勢調査では保育士全体の2.5%が男性だが、彼らの多くが収入を理由に、結婚を機に寿退職を選んでいる。
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