住宅ローン金利の過去データを見ると面白い事実が分かる。
1983年以降の変動金利と全期間固定金利の値を比較すると、30年11ヶ月中、17年9ヶ月も変動金利の方が高い期間が長い。
2015年3月現在もメガバンクの変動金利は2.475%、全期間固定金利のフラット35の基準金利は1.470%と、全期間固定の方が金利が低い。
しかし、一般的には変動金利の方が金利が低いと思われている。
住宅ローンには「店頭金利」や「基準金利」という表現があり、これらは金利のベースを意味している。
実際に適用される金利は、ここから割り引かれた「適用金利」となり、この割引の幅によって、金利の低さが逆転する仕組みになっている。
住宅ローンには「店頭金利」や「基準金利」という表現があり、これらは金利のベースを意味している。
実際に適用される金利は、ここから割り引かれた「適用金利」となり、この割引の幅によって、金利の低さが逆転する仕組みになっている。
つまり、変動金利は当初の金利が低くても、金利優遇キャンペーン期間が終わると、元の店頭金利に戻る住宅ローンもあるので、注意が必要である。
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