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2015年6月1日月曜日

税務調査官の評価は、税務調査で指摘した金額と率で決まる。
金額とは「増作所得」(税務調査で見つけた修正額)で、率とは10件の調査で何件指摘事項を見つけたかという割合である。
特に評価ポイントが高いのが「重加算税」の対象を見つけることで、処分金額を下げる代わりに、重加算税をかけてくる調査官もいる。
「重加算税」とは、「仮装、隠ぺい」行為があった場合に課される重い処分で、意図的に税逃れをするのは悪質だとして、通常より重い税率(35%)が追加で課せられる。一度、重加算税がかけられれば、次回以降も税務調査が入りやすくなる。
多くの重加算税を取れれば、出世競争で有利になるので、根拠がはっきりしなくても、ふっかけてくる調査官もいる。

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