Amazon

2015年8月23日日曜日

住宅ローンを借りる前と借りた後では、借金の意味が違うことに気づいていない人が多い。
住宅購入のリスクを減らす最も効果的な対策は、家の購入予算を減らす事で、住宅ローンの借入れ額を減らし、借金を少なくしてリスクを減らす事である。
しかし、一度、住宅ローンを借りてしまうと、無理に借金を減らそうとするとかえってリスクが高まってしまう。
元々、お金がないので借金をして買い物をしてしまったので、当然のことである。
お金を借りるという事は、支払を後回しにする、つまり借金をゆっくりと分割で払ってもいいという契約である。
繰上げ返済は、返済した時点では得をするものではなく、得をするのは数十年後にローンを完済した時点となる。
従って、途中経過を見ると毎月の返済額は変わらず、繰上げ返済した分だけ、手元の現金が減っただけという状況になる。
繰上げ返済をしてしまうと、資金繰りが悪化してしまうリスクが高くなるのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿