カトリック教会の腐敗を批判したルターの宗教改革は、プロテスタントという新たな宗派を生み出すこととなった。プロテスタントとは「抗議する者」の意味である。
ちなみに、カトリックとは「普遍的」という意味で、人種や性別、国籍などに関係なく、全ての人々に神の愛を与えるという意味を持っている。
カトリック教会にはマリア像やイエス像などがおいてあるが、プロテスタントの教会には、聖書しかなく、十字架もない所もある。
印刷技術もなく、読み書きができるのはごく限られた人しかいなかった時代に、カトリックの布教活動の助けとなったのが、マリアやイエスの像だった。
またカトリックの聖職者は、神と人間を仲介する父のような存在なので「神父」と呼ばれ、神父は独身男性のみで結婚は禁止されている。
一方、プロテスタントでは、迷える子羊を導く牧者のような存在であることから「牧師」と呼ばれ、牧師は結婚が許されている。
0 件のコメント:
コメントを投稿