ルターやカルヴァンの宗教改革が行われた同じ頃に、イギリスでも宗教改革が始まったが、その理由は国王ヘンリー8世の離婚問題だったというのは驚きである。
ヘンリー8世は、6人の妻を持ったイギリス王で、最初の妻キャサリンとの間に男子の後継ぎが生まれなかった一方、侍女のアン・ブーリンに魅了されたため、キャサリンとの離婚をローマ法王に申請したが、却下された。
カトリックでは離婚は禁止されているからである。
カトリックでは離婚は禁止されているからである。
ヘンリー8世は、このローマ法王の反対を押し切ってキャサリンと離婚し、既に妊娠していたアン・ブリーンと再婚し、イギリス国王を頂点とするイギリス国教会を誕生させた。
アン・ブーリンとの間に生まれた娘が後のエリザベス1世である。
アン・ブーリンとの間に生まれた娘が後のエリザベス1世である。
イギリス国教会は、教会のトップかせローマ法王からイギリス国王に替わっただけで、儀式面ではカトリックを、教義面ではプロテスタントを取り入れた折衷式の宗派となった。
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