日本において、都市ホテルがビジネスになるようになったのは、1963年に開業した東京ヒルトンホテルからと言われている。
システムが従来の月単位から日単位となり、予算即決算となった事で、旅館からホテル経営に進化した。
ヒルトンを誘致したのは東急で、1950年代に日産コンツェルンの鮎川義介が五島慶太に話を持ち込んみ、東急が持っていた赤坂の星ケ岡茶寮の場所にホテルを建てて、ヒルトンに業務運営を委託するという契約で誘致した。
五島昇は、ヒルトン創立者のコンラッド・ヒルトンのホテルビジネスに関心が強く、自ら訳した『ホテル王ヒルトン』という本まで出版している。
このヒルトン流の近代的ホテル経営を学ぶことで、東急ホテルズは運営されてきた。
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