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2015年10月18日日曜日

安倍政権は、安全保障政策だけではなく、経済政策、労働政策、福祉、税制において、結果的に既に中間層の有権者をだましている。
なぜならば、明らかに中間層の暮らし向きが悪くなる政策を遂行しているからである。
しかし、有権者自身がそれを認めてしまうと、安倍政権を支持してしまった自分が惨めに燃えてしまうので、それを認めたくないという心理が働いて、この政権にしがみつき続けるという心理構造になっている。
こうした心理構造について、ドイツの社会学者のニクラス・ルーマンが、『信頼』という著書で理論を展開している。

信頼―社会的な複雑性の縮減メカニズム

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