クジラ資源の急減を受けて、捕鯨の国際協調を図るために1948年に発足したのがIWCである。
このIWCは、国連とは無関係な捕鯨に関しての基幹的な存在である。
各国がIWCの管理者であるアメリカに任意で加盟を通告し、国際捕鯨取締条約に加入するだけで、捕鯨に関わる国かどうかは資格に問われない。
各国がIWCの管理者であるアメリカに任意で加盟を通告し、国際捕鯨取締条約に加入するだけで、捕鯨に関わる国かどうかは資格に問われない。
実際に参加国の中には、モンゴル、スイス、チェコ、ハンガリーといった内陸国家も入っている。
また、国内に伝統的捕鯨文化の先住民族イヌイットを抱えるカナダや、北極圏の捕鯨拠点として栄えたアイスランドは、IWCから脱退(アイスランドは復帰)するなど、必ずしも捕鯨国が参加している訳でもない。
しかも、この状況には日本が一役を担ってしまった経緯もある。
IWCで捕鯨継続に賛成する国を増やすために、捕鯨に直接関係ない国を開発援助を背景に賛成核としてIWC加盟に勧誘したという事情もあった。
しかし、現在では援助が終了したこともあり、旧援助国の中には捕鯨反対に回ってしまってた国もある。
IWCで捕鯨継続に賛成する国を増やすために、捕鯨に直接関係ない国を開発援助を背景に賛成核としてIWC加盟に勧誘したという事情もあった。
しかし、現在では援助が終了したこともあり、旧援助国の中には捕鯨反対に回ってしまってた国もある。
0 件のコメント:
コメントを投稿