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2016年3月4日金曜日

銀行の状況によって、同じ人が融資を希望しても下りやすい時期と下りにくい時期がある。
景気動向や金利によって融資状況が変わる事は知られているが、「金融庁の検査」によっても影響される。
この検査は、「銀行検査」と呼ばれ、銀行法に基づいて実施され、金融庁には立ち入り検査権や資料提出権が認められており、検査官が銀行の店舗に立ち入り検査をし、不良債権への対応など問題があると行政処分が下される。
そのため「そろそろ検査が起草」という時期になると、融資の審査が甘すぎると指摘されないよう、銀行は貸付金の回収を急ぎ、新規の融資に厳しくなる。
逆に反動で金融庁の検査終了後には、一気に融資を拡大させる傾向がある。
検査前には15%程度引き締めるので、直後には15%程度多めに貸出すとも言われている。
検査が入る時期は不定期だが、問題がなければ3年程度は間が空くのが一般的である。
金融庁は検査中の金融機関名をホームページで公開しているので、融資の申請をするタイミングを見計らうことができる。

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