企業の収益性を測る重要な指標として「ROE」がある。
ROEは「純利益÷自己資本」という式で計算できる指標で、その会社が株主から預かった資本をどのくらい効率よく運用して純利益を生み出しているかを見る利回りである。
そして、長期的に見ると株主にもたらされる収益率はROEの水準へと収斂していく傾向が理論的にはもデータ的にも知られている。
欧州の主要企業のROEの平均は15%(中央値は6~8%)で、米国が24%(中央値は8%)であるのに対して、日本の主要企業の平均ROEは8%程度まで上がってきているが、まだかなり低い水準である。
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