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2016年8月9日火曜日

ヨーロッパではキリスト教離れが加速している。
1958年には日曜日にミサに通っていたフランス人は35%だったが、2004年には僅か5%となり、2014年には0.9%としかないという調査もある。
子供に洗礼を授ける割合も、ここ50年で90%から60%にまで減少している。
教会の信徒が減れば教会は成り立たなくなるので、司祭になろうといる人も、この50年で10分の1になっている。
フランスでは無神論者が13%、無宗教が29%とると言われて、教会に全く通わない人が増えている。
ドイツでは、2カトリック教会を正式に離脱した人が、2013年に18万人、2014年は20万人以上となったと、衝撃的な数字が発表されている。
ドイツではプロテスタントも2014年に20万人が離脱している。
多くのドイツ人が教会から離れる一番大きな理由は、「教会税」の存在であり、ドイツには所得の8~10%が教会税として国に聴衆されるという制度があるからで、この税金を逃れるために教会を離脱するのである。
この制度は、アイスランド、オーストリア、スイス、スウェーデンなど北欧にもある。
イギリスには教会税の制度は無いが、イギリス国民の多くが所属している英国教会のトップはエリザベス女王である。

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