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2016年12月10日土曜日

昭和2年の長者番付では、1位から8位までを三菱、三井の一族で占められていた。
岩崎久彌は430万円もの年収があった。
当時の大卒の初任給が50円、労働者の日給が1~2円だったので、一般庶民の1万倍近い収入を得ていたことになる。
現在のサラリーマンの平均年収を500万円とすると、1万倍というと500億円の年収に相当する。
2004年の長者番付1位が30億円程度の年収なので、その15倍以上となる。
しかも当時は、所得税率が一律8%だったので、財閥の一族は雪だるま式に私財が蓄積されていた。
〇昭和2年の長者番付
1位 岩崎久彌(三菱合資社長)    430万9千円
2位 三井八郎右衛門(三井合名社長) 399万2千円
3位 三井源右衛門(三井合名重役)  180万5千円
4位 三井元之助(三井鉱山社長)   178万3千円
5位 三井高精(三井銀行重役)    172万9千円

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