出版物の販売額は1990年の8660億円から1995年の1兆470億円まで5年間てま20%増えたが、この間に新刊発行点数は4万点から5万8000点へと45%も増加している。
販売額は1996年にピークを迎えた後に右肩下がりになっていくが、新刊発行点数は2001年には7万点を超えている。
それに伴い返品率も90年代半ばまでは35%程度だったのが、1998年には40%まで上昇している。
出版社は以前よりも少部数の本をたくさん出版するが、その6割しか売れていない。
その結果、2016年の出版市場は書籍・雑誌合わせて1兆4700億円まで落ち込み、ピーク時の1996年の2兆6560億円に比べて45%も小さくなり、1980年の市場規模まで縮小している。
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