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2014年2月20日木曜日

自民党の中で「大蔵族」になる為には、自由経済懇話会のメンバーであることが必須条件だった。

自由経済懇話会は、月に一度、前キャピトル東急ホテルで会合が開かれ、民間メンバーと議員メンバーによって構成され、会長は竹下登・総理だった。

民間メンバーは金融機関で、そのトップは元大蔵省事務次官で、歴代の地銀協会会長が竹下総理のカウンターパートナーになるのが、習わしだった。

地銀協会会長には、横浜銀行頭取が就任する事が不文律になっており、横浜銀行頭取のポストは、大蔵事務次官経験者の指定ポストだった。

宮澤喜一政権を最後に、自民党が下野した際に、自由経済懇話会は自然消滅してしまった。

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