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2014年3月3日月曜日

2004年の『矯正統計年報』(総務省)によると、全国の少年院における新収容者5248人の出身過程の生活水準をみると、富裕層が2.8%、普通層が69.8%、貧困層は27.4%と、3割の少年院生が「貧困状態」で育っていたという。

少年院生の貧困層出身の割合は1985年の31.9%から1995年の21.6%まで減少したが、その後、割合は増えている。

また、1985年から2004年にかけての一般保護少年の貧困割合は8.1~14.5%であるのに対して、少年鑑別所では17.5~26.8%、少年院では21.6~31.9%と、少年がかかわった犯罪の度合いが思いほど、その少年が貧困世帯出身である確率が高くなっている。

子どもを非行に走らせてしまうような貧困家庭への支援が必要である。

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