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2014年3月3日月曜日

「経済広報」(2009年8月号)で、「企業広報に望むこと」として湯浅健司氏(日経新聞編集局産業部長)が、「発表のリリースなどの配布のタイミングで最も困るのタイミングは、午後一時半ぐらいのリリースだ。夕刊に入らないこともないが、扱いが小さくなる」と語っている。

つまり、午後一時半は、掲載してほしい情報にとっては最悪の時間帯だが、なるべく掲載してほしくない情報を発信するには絶好のタイミングとなる。

一度でも夕刊で報道された内容の記事は情報の価値が低下するため、翌日の朝刊での扱いは小さなものにならざるを得ない。

大きなニュースは、午前一時に発表するのが良い。
この時間に発表すると、新聞記者は殆ど裏付けや反論する余裕がないままに、朝刊一面に、発表がそのまま掲載されることになる。

逆にスキャンダル記事を消し去るには、あらかじめ新聞の休刊日を調べておいて、その前日に堂々と発表すると、記事になりにくい。

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