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2014年6月28日土曜日

日本全国で、道路の渋滞による外部費用は11兆円と考えられ、流通経済学の最大の課題となっている。

道路は拡幅しても、一時的に渋滞が緩和されるが、再び渋滞になるという「ピグー・ナイトのパラドックス」がある。

各国で渋滞対策として、ピーク・ロード・ブライング(混雑費用)が導入されている。

ロンドンでは2003年から、市の中心部に入る車に1日10~12ポンドの通行料を取っている。
料金徴収エリアには650台のカメラを設置し、車のナンバーを認識して料金を徴収している。

シンガポールでは、ETCシステムにより幹線道路に72ヶ所のゲートを通過する時に料金が徴収される。
20分毎に通行料金が設定され、道路の通行状況により、料金を定期的に改訂している。

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