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2014年7月30日水曜日

日本人は1873年に誕生した。

明治になって1871年に戸籍法が制定され、その後1873年に太政官布告が交付された。
太政官とは現在の内閣総理大臣なので、閣議決定ということになる

この太政官布告で、国籍の違う人同士が結婚した場合、女性が男性の国籍になるという規定され、日本の家制度となった。
また、外国人男性が日本で婿養子になる場合は、日本の国籍が得られると規定された。

つまり、この太政官布告以前は、国籍という考え方がなかったのである。
それまでは、近代的な概念でいう日本人は存在しなかったということになる。

「日本国籍を持った人が日本人」という定義が生まれたのは1873年からとなる。

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