預貸率を見ると、銀行の経済への貢献度は、かなり薄れてきている事が分かる。
預貸率とは、預金額に対する貸出額の比率で、この数字が100%を下回ると、貸出額が預金額を下回っていることになる。
高度経済成長期の日本の銀行の預貸率は、ほぼ100%だったが、東京商工リサーチによると、2013年9月期における全国の銀行113行の預貸率は、67.95%まで低下している。
預金額から貸出額を引いた「預貸ギャップ」は、2013年9月期には217兆4251億5800万円に達しており、拡大し続けており、金余り状態になっている。
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