不動産の売却時に物件の買い手がなかなか付かない場合、仲介不動産会社から、売出し価格の値引きをするよう誘導される事がある。
中には、仲介会社と買取会社がグルになり、買取会社から仲介会社に対して「転売する物件の販売を委託する」というインセンティブを提示する方法がよく行われている。
その場合、両手仲介をすることで。仲介会社には「買取会社へ売却した際に6%」+「買取会社が転売する際に6%」の合計12%の仲介手数料が入るのである。
例えば4000万円で売却して、4500万円で転売した場合の仲介手数料は、240万円+270万円=510万円となる。
「両手仲介」で「転売時にも仲介報酬を得たい」という仲介会社によって、売り手に安く売るように誘導することが起こりうるのである。
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