日本の高校の歴史教科書である「日本史B」と「世界史B」は、進学校向けの教科書で、重要な事項が網羅されていて大学受験のテキストとして高率よく得点を稼ぐという目的にはかなっている。
しかし、情報量に釣り合うだけのページ数が不足しているために、情報の羅列に終始しており、読み物としてはかなり退屈である。
その点、主に実業高校の授業で使用されている「日本史A」と「世界史A」は読み物として面白く、特に「日本史A」は日本の近代史を中心に日本が世界にどのようにつながってきたのかを重視して書かれており、基礎教養書として優れている。
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