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2015年5月18日月曜日

イギリスのサッカー組織には、10協会がある。
「イングランドサッカー協会」「スコットランドサッカー協会」「ウェールズサッカー協会」「北アイルランドサッカー協会」のイギリス本土4協会に加え、「ケイマン諸島サッカー協会」「イギリス領バージン諸島サッカー協会」など海外領土の6協会がある。
国際サッカー連盟(FIFA)は、それぞれの協会代表チームが国際大会に参加することを認めており、ワールドカップ予選、本大会、欧州選手権などの試合に参加している。
サッカーの国債試合は最も素朴な形でナショナリズムが発揚する場である。
しかし、イギリスのサポーターは「ユニオンジャック」に対してアイデンティティを持っていない。
これがイギリスがネーションステート(国民国家)ではないことを物語っている。
イギリスの正式国名「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」にも、それが表れており、民族を示す言葉はどこにもない。
ちなみに、日本の外務省は「連合王国」と訳し、イギリスの日本大使館は「在連合王国日本大使館」と呼ぶ。

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