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2015年5月12日火曜日

2013年4月の異次元の量的緩和以降、日銀以外の金融機関は保有国債を売却し始めている。
日銀の資金循環統計によると、2013年末から2014年6月にかけて、銀行等は411兆円から36兆円、公的年金は69兆円から65兆円、生命保険は154兆円から153兆円になっている。
また、決算資料によると、国債保有残高はメガバンク3行が101兆円から73兆円、ゆうちょ銀行は138兆円から126兆円になっている。
つまり、2013年3月末と2014年6月末を比べると、銀行等は51兆円、公的年金は4兆円、生命保険は1兆円の国債保有を減額されている。
さらには2014年10月には、GPIFが日本国債の運用比率は6割から35%に引き下げると決定している。
現在、日本銀行は巨額の日本国債の唯一の買い手となっている。

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