アメリカが50の国が集まって合衆国という一つの国を作っているように、ヨーロッパにもそれぞれの国が一緒になって欧州連合国を作るという理想がある。
その理想に基づいて2004年に、欧州憲法条約を一度作ったことがあった。
それぞれの国には憲法があるが、それを統一するEU全体の憲法を作ったのである。
それぞれの国には憲法があるが、それを統一するEU全体の憲法を作ったのである。
憲法だけではなく、国旗と国歌も制定された。
国旗はEUの旗を、そのままEUの国旗にすることになり、国歌はベートーヴェンの『歓喜の歌』となった。
ベルリンの壁が崩壊した後、ドイツの国民が『歓喜の歌』を歌って、東西統一を祝った事から、ヨーロッパが一つになるシンボルの歌を『歓喜の歌』にしようという事になった。
しかし、欧州連合国構想を急ぎすぎた結果、反対を受けてしまい、ヨーロッパ憲法は実現しなかった。
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