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2015年6月5日金曜日

イスラム教の教典である『コーラン』は、現地では正しくは「クルーアン」と言うが、英語で「コーラン」と表記されたため『コーラン』と言われている。
『コーラン』は、預言者であるムハンマドが聞いたという神の言葉である。
預言者とは、未来を予言するのではなくて、「神の言葉を預かる者」という意味である。
ちなみに神は人間に直接話しかけることはなく、間に通訳が入る。
例えばイエスのはマリアは、「受胎告知」を天使ガブリエルから伝えられた。
キリスト教における「ガブリエル」をアラビア語読みすると「ジブリール」となり、神の言葉を預言者ムハンマドに伝えたのはジブリールで、同じ天使なのである。
ムハンマドが神の言葉をジブリールを通じて知り、それを一生懸命暗記して人々に伝え、周りの人もひたすら暗記していたが、ムハンマドが亡くなった後、言葉ほ覚えていた人が戦争で死んでいき、みんなで覚えている事を書き出して本にまとめたものが『コーラン』になった。
だから、元々声に出して神の言葉を暗唱していたので、『コーラン』は声に出して読むべきものという意味であり、黙読するのではなく、必ず声に出して読むことになっている。

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