現在の日本株式市場にはクジラが5頭いる。
1頭目は年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)、2頭目は地方公務員共済組合連合など3つの共済年金で、3共済は2015年秋のGPIFへの運用一元化を控え、GPIFと同水準まで日本株式保有比率を高めている。
3頭目はかんぽ生命保険、4頭目はゆうちょ銀行、5頭目がETFを買い増している日本銀行である。
この5頭のクジラの日本株の買い余力は合計で27.2兆円(GPIF7.1兆円、3共済年金3.4兆円、かんぽ生命3.4兆円、ゆうちょ銀行10.3兆円、日本銀行3兆円)で、1千本弱の公募日本投信の残高は全部で19兆円だから、これらのクジラの影響力がいかに大きいかが分かる。
資産規模 日本株比率 日本株組入れ目標
GPIF 137兆円 19.8% 25%
3共済 30兆円 10~15% 25%
かんぽ生命 83兆円 0.9% -
ゆうちょ銀行 205兆円 0% -
GPIF 137兆円 19.8% 25%
3共済 30兆円 10~15% 25%
かんぽ生命 83兆円 0.9% -
ゆうちょ銀行 205兆円 0% -
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