Amazon

2015年7月7日火曜日

現在の日本株式市場にはクジラが5頭いる。
1頭目は年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)、2頭目は地方公務員共済組合連合など3つの共済年金で、3共済は2015年秋のGPIFへの運用一元化を控え、GPIFと同水準まで日本株式保有比率を高めている。
3頭目はかんぽ生命保険、4頭目はゆうちょ銀行、5頭目がETFを買い増している日本銀行である。
この5頭のクジラの日本株の買い余力は合計で27.2兆円(GPIF7.1兆円、3共済年金3.4兆円、かんぽ生命3.4兆円、ゆうちょ銀行10.3兆円、日本銀行3兆円)で、1千本弱の公募日本投信の残高は全部で19兆円だから、これらのクジラの影響力がいかに大きいかが分かる。

       資産規模  日本株比率  日本株組入れ目標
GPIF     137兆円   19.8%      25%
3共済      30兆円   10~15%     25%
かんぽ生命     83兆円     0.9%           -
ゆうちょ銀行  205兆円     0%       -

0 件のコメント:

コメントを投稿