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2015年7月7日火曜日

インデックス運用は、市場平均(指数)に投資するので、個別銘柄選別をしない。
つまり、アクティブ投資家が発見した価格に、フリーライド(タダ乗り)しているとも言える。
アクティブ投資家からすれば、「そもそも株価というのは、アクティブ投資家が古部企業を一生懸命調べて、リスクとコストを背負いつつ、売買し勝負しているからこそ適正な価格が付くのであり、それにタダ乗りするインデックス投資家はけしからん」と考えている。
また、インデックスファンドは、信託報酬が安く、運用会社から見れば利幅が少ないのに、日本では市場規模も小さいため、運用会社によっては赤字事業の場合がある。
その赤字部分を、アクティブファンドの高い信託報酬や期間投資家向け投資顧問料などから補填しているという考え方もある。
つまり、個人のインデックス投資家は、高いコストを支払うアクティブ投資家や機関投資家に支えられて、低コストの運用を享受できているという一面がある。

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