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2015年8月17日月曜日

日経平均株価2万円の大台をドルに換算してみると、1ドル120円ならば167ドルになる。
アベノミクスが始まる前の円は1ドル80円だったので、同じ為替レートで日本株が2万円だったとしたら、ドルベースでの日経平均は250ドルになる。
ドルベースでの日経平均の最高値は、バブル経済ピーク時の1989年の286ドルだが、この天井値に近くなる。
<日経平均の推移:円建てとドル建て比較>
        円建て      ドル建て
2012年12月   1万395円      127ドル
2013年4月     1万3860円    142ドル
2013年9月     1万4458円    146ドル
2013年12月   1万6291円    158ドル
2014年4月   1万4304円    139ドル
2014年9月   1万6173円    151ドル
2014年12月   1万7450円    146ドル
2015年5月   2万560円     166ドル
両者を比較すると、円では1万円以上も上がって上昇率も98%と大きくアップしたにも関わらず、ドルでは39ドルしか上がっておらず上昇率も30%にすぎない。
特に注目すべきは、2013年12月から2014年12月の1年間で、円建てでは1200円上がっているにの対して、ドル建てでは12ドルも下がっている。
この1年間で急激に円安が20%進み、この下落率が株価の上昇率を相殺してしまったのである。

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