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2016年3月16日水曜日

イスラム教シーア派のハンバリー法学派の一派のワッハーブ派はサウジアラビアの国教である。
ちなみに、サウジアラビアとは「サウード家のアラビア」という意味である。
サウジアラビアは原理主義国家で、「6世紀の当時に世界を変える(戻す)」という目的を持っている。
サウジアラビアでは、女性は日本の小学校5年生以上に相当する教育を受けることはできず、車の運転も禁止となっていて、女性の政治家というのは考えられない。
しかし、英国のマーガレット・サッチャー首相がサウジアラビアを公式訪問して、ファハド国王と会談している。
これをどう説明したかというと、サウジの宗教評議会がサッチャーについて深く分析し、一見、見た目は女のように見えるが、過去の行動と言動を見ると「明らかに男」であるということで、男として受け入れたという。
イスラムのジェンダー論では、1人の人間の中には男の要素と女の要素があり、サッチャーは男の要素の方が明らかに多く、だから性同一障害であるということで、サウジアラビアに受け入れられたのである。

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