反知性主義というのは、大学を出ていないから反知性主義になるとか、高等教育を受けていれば反知性主義にならないというのではない。
客観性や実証性を軽視もしくは無視して、自分が欲するように世界を理解するという態度のことである。
反知性主義は、もともとは米国から生まれたもので、民主主義を担保する意味を持つ言葉だった。
18世紀、米国ハーバード大学の神学部は、ものすごく高い地位を占めてて、そこの出身者だけが、ひどく威張り散らしていた。
18世紀、米国ハーバード大学の神学部は、ものすごく高い地位を占めてて、そこの出身者だけが、ひどく威張り散らしていた。
そこで、政治というのは知識量であるとか情報量であるとか、教育を受けたかどうかではなく、米国のために一生懸命やるという意識があればいい。
反知性という形で民主主義を担保しないと、高等教育を受けた人、専門知識を持っている人だけが権力を握ることによって、民主主義が実現できなくなる。
そもそも、こういうところから出て来た肯定的な意味合いの言葉だった。
反知性という形で民主主義を担保しないと、高等教育を受けた人、専門知識を持っている人だけが権力を握ることによって、民主主義が実現できなくなる。
そもそも、こういうところから出て来た肯定的な意味合いの言葉だった。
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