2009年度から統計の整理の仕方が変更され、それまで「社会保障費」とされていたのが「年金医療介護保険給付費」に、「失業対策費」とされていたのが「雇用労災対策費」という項目名となっている。
特に気になるのは「社会保障費」とされていたのが「年金医療介護保険給付費」という非常に具体的な表現に変わっている点である。
「社会保障と税の一体改革」の政策方針が打ち出されているが、その中で消費税率の引き上げに伴う増収分を「社会保障4経費」に充当することになっている。
社会保障4経費とは、年金・医療・介護、子育てのことを指す。
社会保障4経費とは、年金・医療・介護、子育てのことを指す。
一体改革に向けて体制整備が具体的に動き出したのが2014年度だったことを振り返ると、それに先立って2009年度から「高齢者3経費」を浮かび上がらせるために、用意周到に統計改変が行われた可能性がある。
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