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2017年5月9日火曜日

乳幼児教育が子供の「非認知能力」を高め、それが人生の成功において非常に重要だという事を学問的に証明し、ノーベル経済学賞を受賞したシカゴで医学のジェームズ・ベックマン教授は、「5歳までのしつけや環境が、人生を決める」という。
その根拠として「ペリー幼稚園プログラム」よりも低い年齢を対象にして行われた「アベセダリアン・プロジェクト」を挙げている。
この実験は、貧しい家に生まれた平均成語4.4ヶ月のアフリカ系アメリカ人を対象に行われた。
保育園に通った子供達は、1日に6時間から8時間、週5日間、当時の最新理論に基づいた学習ゲームをさせられた。
結果し、ベリー幼稚園プロジェクトと同様の結果が出て、教育を受けた子供たちは学校の出席率や大学進学率が高く、「いい仕事」に就いている割合も高くなったという。
これらの実験を踏まえて、ヘッグマン教授は、「20代で集中的な教育を施しても、幼児期ほどIQを高めることはできない」という、残酷な事実を突きつける。
人生は後から挽回するのは非常に難しいのである。

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